教員ブログ|神戸女子大学・神戸女子短期大学(神女)



2009年度 インドネシア国際共同調査研究、ニューギニア島とバリ島訪問

カジケンでは大学院生と高知大学他共同研究者の方々とともに、インドネシアに学術調査に行って来ました。
(平成21年7月26日―8月17日)

目的
1.平成21年度科学研究費補助金(基盤研究B)による「インドネシア、パプア州住民における健康・栄養調査」
(課題番号:20406018)
2.バリ島ウダヤナ大学教育研究提携打ち合わせ会議

活動内容
1.について
1) 住民検診は当初の予定では一昨年の調査に引き続きパプア州トリカラ県アブラゲ村近辺の村で実施予定であったが現地に赴く予定の日の早朝唯一の連絡道路の橋が破壊され不通となり予定を変更する。次に候補地としてペグヌンガン・ビンタン県のオクシビル市近辺で受け入れ可能ということで準備を始めたが、天候不順のため飛行機が飛ばず、再開したとたんに一番機が事故(墜落)、断念する。
結局調査は、チェンドラワシ大学公衆衛生学部長ランテタンパン教授(カウンターパート)及び、医学部長パウリーナ教授、さらにサンゲナファ副学長のご協力により州都ジャヤプラ近郊で、公衆衛生学部教員スタッフ、医学部医師スタッフに研修医4人、医学生20人が加わり、調査を再開した。その結果、住民検診が実施できたのは、Angkasa村53人、Peromanasu3村48人、Kobagma村65人、Cere村93人Yapei 村36人、計295人であった。
住民検診1.JPG住民検診
受付風景


住民検診2.JPG住民検診
さぁースタート!


住民検診3.JPG住民検診
チェンドラワシ大学医学部によるメディカルサービス


2) 7月30日(木)9:00―10:00 パプア州知事 Barnabasu Suebu氏を表敬訪問、チェンドラワシ大学と神戸女子大学との国際共同研究プロジェクトの於けるパプア州住民の健康栄養調査の実施の意義について説明、非常によく理解いただき、支援を約束していただいた。神戸女子大学からの記念品として版画を贈呈した。
7月30日.JPG7月30日(木)9:00―10:00
パプア州知事 Barnabasu Suebu氏を表敬訪問。

3) 7月31日(金) チェンドラワシ大学長Kambuaya教授を表敬訪問、調査プロジェクトについては既にご理解いただいており、今回の調査変更の事件もご存知で、ジャヤプラ近辺の高地民族の集落の調査をするなら大学から公用車を提供すると申し出あり、感謝する。神戸女子大学からの記念品として版画を贈呈した。
7月31日.JPG7月31日(金)
チェンドラワシ大学長 Kambuaya教授を表敬訪問。

4) 8月8日(土) チェンデラワシ大学医学部にて、パウリーナ医学部長の要請により本年9月医学部第1回卒業生が出ることを祝して記念講演会が開催された。瀬口副学長「Nervous System」、谷口神戸大学名誉教授(大和生活習慣病研究所長)「Obesity and Lifestyle-related Diseases」について講義がなされた。
医学部記念講義1.JPG医学部記念講義
瀬口副学長 パウリーナ医学部長と


医学部記念講義2.JPG医学部記念講義
谷口神戸大学名誉教授 栄養学の質問に答える松本さんと梶原

5) 8月12日(水)には、チェンドラワシ大学医学部にて終日、セミナー、シンポジウム「3rd Papua-Japan Life Science and Nutrition Seminar and Workshop」が開催された。医学部正門にシンポジウムの垂れ幕、玄関にインドネシア、日本両国の国旗を掲げるなどなど歓迎ムードいっぱいの中、チェンドラワシ大学学長も出席、ランテタンパン教授、瀬口教授、そしてチェンドラワシ大学学長の挨拶のあとセッションがはじまり、午前の最初の講演では梶原が「Current Status of Health and Nutrition in Papua, Indonesia 」というタイトルで、続いて瀬口副学長の「ポリフェノールの抗酸化性」に関する講演が続き、昼食後、西田教授によるサイバーキャンパス構想の提案 ” Cyber Campus ― Education sans Frontiere- “ があった。質疑応答も活発で、当地の学生の研究に対する熱心さを伺い知ることができた。また、シンポジウムの合間には、日本からの琴の演奏や学生によるワークショップが行われた。
合同セミナー1.JPG合同セミナー
瀬口副学長の講演


合同セミナー2.JPG合同セミナー
梶原講演


合同セミナー3.JPG合同セミナー
西田教授講演


2.について
1) 8月15日(土)、瀬口副学長と共にバリ島ウダヤナ大学を表敬訪問、神戸女子大学より記念品の版画を瀬口副学長より医学部長Ketut Suastika 教授に贈呈した。又、大学間連携に関する意見交換、本年度中にMOUを交すことで合意した。
ウダヤナ大学訪問.JPG8月15日(土)
ウダヤナ大学訪問

2) 平成21年8月3日(月)―17日(月)、神戸女子大学文学部西田実継教授、神戸女子短期大学浅木森教授とともに、インドネシアバリ島ウダヤナ大学ならびにパプア州チェンドラワシ大学とのサイバーキャンパスネットワーク構築のため、それぞれの大学におけるコンピュータならびにネットワーク環境、インターネット接続等の調査、インターネット中継実験の実施に同行

1)、2)に関連して、本年10月17日(土)開催予定の第11回神戸『食と健康』研究会では、トライヤルケースとして、ウダヤナ大学とのインターネット中継による合同シンポジウムを開催する話を進めた。


以上ですが、又、カジケンの恒例、同行大学院生のパプア日記を昨年に引き続き書いてもらいましたので、今後数回に分けてみなさんにご披露していきます。




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