「えー、次の授業、家庭科?」と、さっそくつまらなそうな顔をする生徒。「はい、やるよ!」と元気に応戦する彰華。年齢が近いせいか、距離を縮めるのに時間はかからなかった。教育実習の最終日には、生徒たちが手紙を書いて渡してくれた。〝私たちが卒業するまでに先生になって戻ってきてね!〟というメッセージが目に飛び込んでくる。「先生、泣いていいよ(笑)」とはやし立てる声に、「泣きませーん」と涙をこらえて笑う彰華がいた。教員採用試験に際しては、神女の教職支援センターに指導を仰いだ。中でも「模擬授業」の練習は試験で役立ったと思う。たとえば板書ひとつにしても配慮すべきことがたくさんあるのだ。